ハッピーニューイヤー エブリバディ！
年頭のごあいさつ
去年一年を振り返ると・・・
リーマンショックからの世界的不況にはじまり
東北の大地震と大津波、そして福島原発事故
エジプトから各国へ飛び火していった国民のクーデターによる革命
ギリシャからヨーロッパに広がる国家経済破綻とそれに伴う史上最高の円高
中国のエゴむき出しの対外戦略
金融資本主義の最後のあがきのＴＰＰ
そして北朝鮮の独裁者の世代交代
と確かに激動の一年間でした
「いや～こんな年はちょっとないよな」と考えるか
「これは何が始まっているのか？」と感じるか
世界は動き出したと言えます
いや、世界が動いている事に脳が鎖国していた日本人がやっと気づいたというべきでしょうか
我が国日本は
６５年前に米国から
民間人の暮らす市街地に原爆を二回落とされ
数万人が死亡し、被爆し、それでも「負け戦だから仕方がなかった」と諦め
原爆を落とされた側が何故か「二度と過ちをおかさない」と誓った
ところが去年、起きてはならない二度目が起きました
それは我々の世代が子供の頃から一番恐怖していたことでした
日本政府が自ら推進した原発の事故により
国民を、子供達を被曝させ
国土に立ち入り禁止地区を作り
世界の海に多量の放射能物質をばらまき
それでも
政府は「今すぐには、体に影響はない」だの
「自国の経済発展の為にまだ原子力が必要だ」などと論理をすり替え
国民投票さえ行わなかった
良識ある世界中の人々はそんな日本の国民を
心配しながらも
「日本人はいったい何をしているのだろう」
「物を判断出来ない恐ろしい国家だ」と
感じている事でしょう
この日本の現状を方向転換するのに
必要なことは
本当に日本のさらなる経済成長でしょうか？
選挙や政権交代でしょうか？
自分の頭で考動し、
心から人生を愉しみ、
周りや次の世代の若者に良い影響を与える
人作りの為
自信と誇りをもった日本を
子供達、孫達に繋ぐ為
我々は、
本年度も福岡、名古屋、仙台の仲間と共に
実践の教育を突き進めます
2012年１月１日
リバレーションカレッジ学長 高松